BDNFとは、Brain-derived neurotrophic factorの略で、脳由来神経栄養因子と呼ばれるたんぱく質のことです。神経細胞の成長や再生を促し、記憶や認知機能に大きな影響を与えるなど、脳の活性化に大きな役割を持っている物質です。
BDNFの主な役割は次のとおりです。
- 脳細胞の保護・成長促進
- 脳の可塑性の促進(老化を遅らせる)
- 脳の細胞間の連結強化(学習・認知機能の向上)
BDNFを増やすには、有酸素運動や食事が効果的です。
但し、有酸素運動は、軽度の運動では効果が期待できず、中強度から高強度の運動を中長期にわたって行うことによって、血中のBDNF濃度が上昇することがわかっています。
テアニンは、脳由来神経栄養因子(BDNF)の産生を促進する働きがあります。テアニンを摂取すると、海馬のBDNFの発現が有意に増加します。
BDNFが低下すると海馬が委縮し、記憶力が低下します。うつ病やアルツハイマー病では海馬のBDNFが低下していることが知られています。
